最後のケモと3月の振り返り

とうとう今日8回目、最後の抗がん剤が終わった。
今日から約一週間は副作用との戦いだけど、とにかく終わった。
12月から始めたので約4か月、色々とありはしたけど無事にこの日を迎えられてよかった。

手足のしびれは漢方がよく効いたのかほとんど回復して、
爪の黒ずみもそこまで広がることなくマニキュアでごまかせるレベルなので有難かった。
髪もお風呂に入りながら鏡を見て気付いたけど5mmほど生えてきていて、今頭がキウイみたいになっている。
ヘアセットしなくてもウィッグをさっと被るだけで済むのが楽すぎて、戻れなくなりそうな気がしなくもない。
寧ろ前よりも1本1本の髪に愛情を持ってヘアセットできるかも。
まつ毛もほとんどなくなったので、粘膜にアイラインをひくだけで顔がかなり変わる。
これまでアイラインは目尻にしか描いていなかったけど、最近はがっつりひくようにしている。
顔が薄くなった分お化粧が映えるようになったので、メイクに関しては前よりむしろ楽しくなった。

まだ手術を控えているし、術後も治療は続くと思うし、
がんは手術して取ってハイ終わり〜!ではないので、
(特に乳がんは進行が遅い分経過観察期間も長い)
これからも病気との付き合いは続いていくのだけれど、
とりあえず辛い治療を乗り越えて一段落ついたことは讃えたい。

化学療法室は看護師さんも患者さんもみんな明るかったので、
暗い雰囲気にならずにいつも笑顔で治療を受けられた。

足が痛くて動けなかったり、吐き気でご飯が食べられなかった時もいつもサポートしてくれた母に一番感謝している。
ひとり暮らしを再開したら病院も一人で行くようにしたい。
逆に親が体調崩したときはわたしがサポートしよう。


3月の振り返り

2月末にフィットボクシングを始めたので、3月の記録を確認してみた。

体調が悪い日と、色々事情があって日曜日はできなかったけど、
それ以外は割と毎日続けられたと思う。
ただ体重、体型ともにあまり変化は感じられておらず…。
なので最近は重めのコースにして、動きもオーバー気味にやるようにしたら、きつすぎて汗だくになった。
でも慣れてくるとやらないと逆に気持ちが悪く、体を動かしてしんどくなるのがむしろ気持ちがいいと感じるようになる(怖い)
4月はもう少し目に見える形で結果が出てくれることを願う。

資格の勉強も3月からようやく始めることができて、やりだすと楽しくてどんどん進められた。
いま目標としている範囲のちょうど半分まで進んだので、
仕事復帰までに試験受けられたらいいな…と思っているところ。

そういえば以前一緒に仕事をしていたメンバーのなかに、
自分はスキルが低いという類のネガティヴ発言をしきりにする人がいて、
先日オンラインで話した時にも何度もそれがあったのだけど、
今の仕事がわりとゆるくて暇な時間が結構あると言っていたので、
その間何をしているのか聞いたらネットサーフィンという回答が返ってきたのが衝撃だった。
スキル不足の自覚があるにも関わらず、それを上げようとする意識がないのが不思議だった。
同時に、努力したという事実は自信に繋がる、といった言葉を思い出した。
推しのアイドルも「できないっていうのは自分が思う何倍も練習してから言わないとだめだ」と言っていたし(改めてかっこよすぎる)
なんだかとにかくその人に対して私は終始モヤモヤしてしまったのである。
自己啓発本みたいな話になってしまったけれど、
自分と他人は違うし、世の中には色んな人がいるのだと改めて思い知らされた瞬間だった。
それでもなんだかんだ結局は、その人が幸せならOKです。


4月…

もうこの歳にもなると4月から新生活が始まることもなくなるのに、
なぜか3月頃になると無性にそわそわするというか、
不思議と視界が明るくなって見えるな、やる気がわいてくるな〜と思ったら3月だった、みたいなタイミングが毎年ある。
アウターも要らないので身軽な格好で散歩もできて気持ちが良い。

4月は少し余裕があるので3月よりも全てにおいて頑張れそうなのと、
引越し先もそろそろ決めたいのと、
毎週必死に観ているBOYS PLANETのデビューメンバーが決まるのと、
シン・仮面ライダーを観に行きたいのと、色々とわくわくが待ってる。