蝉は飛ぶ

バイト落ちました。落ちて喜んだの初めてかもしれない。向こうから断られるの悔しいからこっちから辞退の電話をしたら、と何人かにアドバイスしてもらったけれど、なんとなく受かる気がしなかったし放置してたらこうなったので結果的にはよかった。面接でシフトの話とかいつ頃に結果を知らせるとかそういう具体的なことを一切話さなかった時点でなんとなく採用はないだろうなと感じていた。思い返すと色々と腹が立ってくるような面接だったけれど、良い練習の機会を頂けたと思って今後に活かしていこう。今月中には就職決めたいな、なんちって。

そんなこんなで8月になりました。毎日暑すぎる。大きくてがっしりした蝉が怖い。うちの玄関のすぐ前にある木に毎年蝉が集まってきてミンミン鳴いている。外に出ようと玄関のドアを開けると向こうもびっくりするのかジジジジジジ!と鳴きながらどこかへ飛んでいくのだけど、それがもうどうしようもなく恐怖で、私も母も妹も毎日おそるおそる忍者のように出入りしている。どうにかならないものか。それでも、今日その木の下にポトンと蝉の死骸が落ちていたのを見たときは、なんだかすこし切なかった。