今日、履歴書を書くのにほぼ一日を費やした馬鹿はこのわたしです。誤字だったり、直線が若干歪んだり、納得がいかなくて7回も書き直した。紙のもったいなさ。環境に悪いことをして大変申し訳ございませんでした。そんなにたいした内容でもないからこんなにかかると思っていなくて焦った。筆圧が強すぎて右手が今も痛む。わたしほんとはこんな字やないねん、と思いながらかっちりした字を書きました。どうにか完成。そして、次の面接を前にして、明日からぷち旅行をしてみることにした。このごろはずっと家に籠りっきりだったから、良い気分転換になったらいいな。本当の目的はライブだけれど。

 新しい靴を買った。服も買った。衣替えでちょっとは気持ちも切り替えられるだろうか。傷心旅行、というとわたしが被害者みたいになってしまうからだめだけど、割と大きめのダメージを受けてしまっているので、わたしにとって何か意味のある旅にしたい。

 この前決意した『人に対してもっと献身的になる&もっと甘える、頼る』という目標を忘れかけている。気付いたら自分の殻に閉じ込もってしまっている。もう少し自分を解放してあげないと。自分ばかりと向き合いすぎて疲れてしまった。

 明日の移動中なんの音楽を聴こうか、そればかり考えている。音楽は自分の生活に彩を添えてくれる。朝一番に何を聴くかでその日の気分が決まることだってある。なぜか旅をするときは、普段あまり聴かない曲を聴きたくなる。旅は日常からの乖離であって、心のどこかで“非日常”を求めているのかも。

闇金ウシジマくん

ずっと取り組んでいた作業が一段落ついたので、今日は本当に何もしないぞ!というお休みの日をつくった。わたしは学生のときから休むことが下手くそで、特に受験生のときと卒論を書いていたときは、どんなに休むと決めていても常に頭の中はやらなきゃいけないことで埋め尽くされていたし、休むことへの罪悪感で逆にストレスが溜まり、最終的には限界がきて爆発してしまうという結果を招いた。かといって全く休まないのも辛くて、結局一日中だらだら作業をし続けるやり方に落ち着いてしまった。もちろんそれは一番効率が悪いので、思うように進まない。やっぱり切り替えというのは大事だ。やるときはやる。休むときは休む。優れた人はみんなこれが出来ている人だとわたしは勝手に思っている。

それで、完全にオフ!と決めた日に何をしようかかなり迷った。あまり考えごとはしたくなかったし、映画が好きなのでなんか適当に観てみることにした。作品を漁っていたときに、以前途中まで観てそのまま放置してたドラマを思い出したので、そっちを観ることにした。それが『闇金ウシジマくん』だった。正直、ゆっくり休息をとりたいときに観るような内容ではない。

と思っていたのだけど、いざ観てみるとどんどん惹き込まれてSeason3までいっきに観てしまった...。いっきに観すぎた感はあるけど、一話が30分というのもあって、あまり長い時間には感じられなかった。

Season3まであるのに、丑島さん(山田孝之)の表情はほぼ一種類しかなかった。ずっと同じ顔だった。しかしその迫力たるや、もうこっちまでゾクゾクしてしまう程だった。山田孝之さんは“一見ふつうに見えるけど、実はいつ何を仕出かすか分からないマジでやべえ奴”みたいな人間を演じるのが本当に上手い。めちゃくちゃに怖い。新宿スワンのときもかなり怖かった。顔の表情だけでこんなに迫力を出せる人はなかなかいないと思う。

悪い人なのかいい人なのか、いまいち掴めない丑島さんを、本当はいい人なんだと信じたい気持ちで観ていると裏切られる。だけど、お肉ばっかりじゃなくてちゃんと野菜も食べてくださいと言われたことをしっかり守って、机の上のカイワレもちゃんと育ててるところがちょっと微笑ましかったりもして、最後まで丑島さんに振り回された。

原作は少しだけ読んだことがあるけど、ドラマもみんなそれぞれキャラがしっかりあって良かった。洗脳くん篇はとにかく怖いし、胸糞が悪すぎた。占い師と組んで運命の人を演じ、相手からその家族までをも洗脳して、一家を崩壊させる。でもこんな話もこの国のどこかでは起こっているんだろうなと思うとぞっとした。いつかのドッキリ番組か何かで、占いで〇〇を身に付けている人が運命の人だと言われた直後に、その通りの格好の人に声をかけられて連絡先を聞かれたら教えるか?みたいな企画を観たのを思い出した。なかには教えている人もいて、ヤラセであることを願った。

闇金ウシジマくん、ただのちょっと怖い人たちの話かと単純に捉えていたけれど、人間の醜い部分が描かれていて、色々と考えさせられる話だった。映画の方も今度観てみようと思う。

二人がここで駄菓子を食べるシーンが何気に一番好きだった。

前を向く

 Apple Musicに登録したらポジティブになった、というはなし。
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 なんの突拍子もなく、ふとApple Musicの存在を思い出して、3か月無料でお試しできるみたいなので登録した。わたしの好みに合いそうな音楽を教えてくれたりするらしい。作業をしながらなんとなく今の流行りの曲とか、90年代のヒット曲とかを適当に流していたら、とある曲が流れてきた瞬間、イントロからすでにかっこよくて手が完全に止まってしまった。気になって他の曲も聴いてみたりして、完全にわたしの好みであって、おまけに近々ライブをする情報を目にしたのでチケットを買いました。このトントン拍子。


PAELLAS "Shooting Star" (Official Music Video)

 こんなに何かに引き寄せられるような気持ちになったのは本当に久しぶりで、ライブのチケットを買ったのも久しぶりで、もううきうきわくわくときめいている。このサウンドが心地よくてずっと聴いている。ボーカルが音に馴染んでいるのがいい。

 ちょうど作っていた作品と資料も完成して、ひと段落ついた。ここ最近ずっと気分が優れなくて、夜な夜な自分の存在意義とか難しいことばかり考えたりしていたけれど、とりあえず精神面は少しずつ良い方へと向かっているような気がする。たまには遠出もしないと。

 次の面接も決まったし、がんばっていこう。だめならだめでまた考え直せばいいくらいの気持ちでいきましょう。サッカーはワールドカップ出場が決定したし、お父さん誕生日のプレゼントすごく喜んでくれたし、みんなが素敵な日を過ごせたらわたしも嬉しい。