#5

 #5がバレンタインデーにリリースされて、当日手にしてから2週間ほど毎日聴いているけれど今も聴くたびに鳥肌がたっている。毎朝鳥肌で通勤している。もはや鳥です。

 中でも好きだなあと感じる曲はEneMeで、特にイントロとかは今までの時雨にありそうでなかったサウンドであり、余りにもわたし好みであり、胸が熱くなって頭がくらくらする。一曲のなかで何度も曲調が変わるのがたまらないし、尖っていながら優しくて、最後はいつも泣きそうになる。

 #5の歌詞にある「守るべきものに飲み込まれていく」とか「想像力の支配を支配せよ」とか、言葉の表面はもちろん理解できるけれど、もっと深いところにどんな意味が込められているんだろうと一日中ぼんやり考えてしまったりする。正直なところ、今まで時雨の曲を聴くにあたって歌詞を重視することがあまりなかった。でも#5に関しては、結構歌詞にメッセージ性が感じられる曲が多いというか、ちゃんとした言葉として自然と頭に入ってくるので、聴くたびに違う印象を感じられたり新しい発見があって良い。

 今のところツアーは2公演(頑張れば3公演)行けることになってる。TKが「僕たちは瞬間の連続のなかでしか曲を作ったりライブをしたりしていなくて、それを人が見たら、結果的に続けてるって見えるだけ。」と言っていたけれど、その瞬間がまた必ずやってくるとは限らないわけで、今彼らが新しく生み出した音楽をこうして受け取っていること、同じ空間で同じ時間を共有できることの喜びをちゃんと噛み締めておかなきゃいけないなと思う。本当にこんなに愛しくてたまらないバンド初めてなんです。