とか言ったけど

やっぱり人見知りなのかもしれない。

初対面の人から「人見知りするでしょう?」と言われることがすごく多い。何をもってそう思われるのかよく分からなかったけど、最近“人の目をちゃんと見て話せないから”かなあと思うようになった。人見知りするでしょという言葉は、どう捉えたらいいんだろう。褒め言葉ではないし、悪口でもないし、嬉しくもなんともなくて「意外とそうでもないですよ!」くらいのことしか言えない。でもやっぱり決して良いことではないから、実はちょっぴり傷ついてたりする。どういう気持ちで相手はこの言葉を私に掛けてくるのだろう。

会社で上司の人に元気がない、おとなしすぎると言われた。でも私自身は元気にしているつもりだった。というか元気だ。おとなしいと言われるのはもう小さい頃からずっと。小学生のとき、毎朝学校に行くと正門のところに校長先生が立っていてみんなに挨拶をしていた。校長先生はみんなには普通に挨拶するのに、私には「しんどいの?大丈夫?」とか「もっと元気だして!」と声をかけた。もちろん私は元気。小さい頃から変わらないのです。今更明るい人になれと言われたって、無理だと思う。自分を取り繕うことに疲れて逆に病んでしまいそうだ。おとなしいと言われることが嫌だ。私は普通にしているのにおとなしいと言われると、自分を否定されたような気持ちになる。自分ではおとなしいと思ってないのに、そう言われると、自分でも私はおとなしい人なんだと思い始めて本当におとなしい人になってしまう。なんで“明るい人”に私はなれなかったんだろう。母に、幼稚園のときから周りを「子供っぽい」と思ってる感じが出てたと言われたから、もう本当にそれくらいの年齢ですでに明るい人ではなかったんだと思う。人生をやり直せるのなら私は明るい人になりたい。“おとなしい”で得をすることなんてない。

すごく好きな占い師さんがいて、私の星座の今日のひとことが「十人十色」だった。今まで何度も聞いてきた言葉なのに、はじめて心が救われるような気持ちになった。