人見知りじゃないのかもしれない

社会人になって4ヶ月が経とうとしている。大学では自分の殻に籠りっきりで、あまり新しい人間関係を築こうとはしなかった。けれど、社会人になるとそうはいかない。毎日次から次へと知らない人に出会う。大学生の頃のわたしはこのことをとても恐れていて、人間関係で疲れてしまわないか、人とうまく話せるだろうか...などと考えては憂鬱な気分になっていた。でも最近になって気付いた。わたしは人と話すことが好きだ。それを知れただけでも良かったなと思う。

あともうひとつ得意なことというか、ちょっとだけ人よりできるかもしれないと感じることがあって、それは、その人から聞いたことを忘れないこと。出身とか、誕生日とか、好きなものとかとにかく何でも、その人と話している中で得た情報はとてもよく覚えている。下手すればちょっと気持ち悪いと思う。くらいに覚えてしまう。だから逆に誰かが、わたしが一度話したことを忘れてしまっていたら少し凹みます。少し。

じゃあ何が苦手なのかというと...
・人間関係を深めること
・大勢で集まったりすること
・純粋に喋るのが苦手

初対面の人と話すのはすごく楽しいけれど、そこから関係を深めていくことが難しい。例えば定期的に連絡を取るとか、食事にいくとか、そういうことが煩わしいと感じてしまうから、“最初だけ”みたいなことになってしまいがちです。
あと、1:1でゆっくり話すことは好きなのですが、そこに誰かが介入してきたり、グループでの集まりとかになると、自分が発言するタイミングを見失ってどんどん「相槌をうつだけ人間」と化してしまう。話のペースが早い人が一人でもいると完全にその人のペースになるし、急に話を振られてびっくりしたり。最終的には空気とか背景と一体化します。
喋るのが苦手なのは致命的だなあとつくづく感じる。自分はこう伝えたいのに言葉がうまく出てこなかったり、言葉は出てきてるのにそれを上手く言えなかったりして、自分でも「何を言ってるんだろう?」と思うくらい訳の分からないことを言ってたりする。喋るって難しい。ずっと書いてたい...。

自分の話がかき消されたり聞き流されてしまったりするのが怖いから、1:1でお互いちゃんと会話ができる状態が好きなんだと思う。カウンセリング並みに人の話をじっくり聞いたり逆に話を聞いてもらったりするのが理想の形なのかもしれない。