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いまの髪型が史上最高に気に入っている。あとこの頃メイクするのがたのしい。新しく買ったコスメたちがとても良くて、それでメイクするのがたのしくて、朝(ほんのすこしだけど)すんなり起きられるようになった。
恋したみたいに転職のことを考えている。ぼんやり転職したいなあ、というよりは、引越しにいくらかかるとか、あの勉強しとかないとなあとか、あの辺で働くならどこに住むのがいいかなとか、そんな半ば現実的なこと。わたしはこういうことを考えるのが好きなのかもしれない。ずっと同じ場所にいるというのが、もしかしたら苦手なのかもしれないと思う時もある。だけどその反面、そろそろ落ち着きたいという気持ちもある。高校を卒業してから年単位であちこち移動しているので、どこか一点に留まりたい。今まで住んだ場所はどこも上っ面の部分しか知ることができなかった。もっと深く知りたいな。第二の故郷なるものがわたしにもできたらいいな。
後悔しないようにしないようにと、考えがどんどん傾いてしまう。また失敗してしまうのが怖い。だけど考えれば考えるほど結論が出なくなるし、自分がほんとうに望んでいることが埋もれてしまう。納得のいく人生を送るには、迷惑をかけたくないとか、傷つきたくないという恐れを捨て去らないといけない。
アイナナにハマった夏
きっかけはTSUTAYA
好きなバンドの新しいアルバムをチェックするために足を運んだTSUTAYA。ついでにアイマスのCDをレンタルしようとして、アニソンコーナーに行きました。そこでピックアップされていたアイドリッシュセブン。
見たことはあった。名前は知ってた。そこでわたしはなぜか分からないけれど、帰ったら見てみよう!と思ったのでした。なんでだろう?名前しか知らない自分が、なんだか損をしているように感じたんだ...。
まずはアプリをインストール
ストーリーが...良い...
アイナナではチュートリアルでストーリーをすこし読むことになるのですが、最初はありがちなアイドル育成ストーリーという印象でした。が、途中から...気になる要素がちらちらと見え隠れするようになり、続きが気になって仕方ない!!という状態になってしまいます。アイドルのキラキラした部分だけでなく、メンバー間の人気格差とか、家庭環境とか、世間の声とか、結構生々しく描いていて本気で胸が苦しくなったりします。ストーリーを読むのにスタミナが必要だったりレベルの条件などがないので、一気に読んでしまう人も多いはず...。
なによりすごいのは、フルボイスであること...!
これは大きいと個人的に感じています。いつもならストーリー読むのめんどい...と感じる私も、読まなくても声で内容が入ってくるので、ついつい入り込んでしまうんです。脳内再生よりもリアルで、読み応えがあります。
そして泣ける。笑えるし、泣ける。寝る前に5話だけ読もうと思って読んだら、その間に2回笑って2回泣いてしまいました(ただの情緒不安定)。
今やIDOLiSH7のみんなが楽しそうに歌っているのを見るだけで泣く人間と化しました(もはや心配)
曲もいい...PVすごい...
ちょっとハマってきたぞ~という頃に、YouTubeでアイナナと検索していくつかPVがアップされていることを知りました。それを見てびっくり。
アイドリッシュセブン『WiSH VOYAGE/IDOLiSH7』MV FULL
映像がものすごく綺麗ではありませんか。最近の二次元はこんなにぬるぬる動くのかと、もう驚きまして。だってもう、そこに、いるじゃないですか。みんな〜!!(?)
このクオリティの高いPVから制作陣のみなさまのアイナナ愛がうかがえました。コメントも愛で溢れていて、みんなから愛されてるんだな~と思うとまた泣きそうに...。
アイドリッシュセブン『DIAMOND FUSION/TRIGGER』MV FULL
IDOLiSH7は基本的に元気が出る感じの明るい曲が多い一方で、TRIGGERはクールで大人な雰囲気。これがまたたまらなくかっこいい...。
推しが決まらん
一応、八乙女楽推しではあります。
誰もが羨む完璧なルックス、歌もダンスも上手い、自分でもそれを分かってる...でもなんかちょっと不器用な感じが好きです。ちゃんと筋が通ってて男らしいところもいいですよね。言うときはガツンと言う。メンバーや後輩思いなところも...。
でもストーリーを読むにつれてほんとにみんなのことが大好きになって、推しとかもはや関係なくなりました。
大和さんと十さんの大人な包容力にやられるし、環くんの成長を一生見守って褒めてあげる仕事がしたいし、酔った時の壮五くんを見た時は自分のなかで何かが生まれたし、子供っぽい三月くんがたまにお兄ちゃんらしくなるのしんどいし、いおりんの照れ顔を見るためにわたしは生まれてきたし、強さと甘えと儚さのバランスが絶妙なりっくんにやられっぱなしだし、ナギくんは変人かと思いきや誰よりも思いやりがあってギャップ萌えの極み、てんてんの安定したカリスマ感がたまらなく好き、守りたいRe:valeの笑顔。(ZOOLが出てくるところまでまだ辿り着けず)
個人的に大和さんが特に気になりまくりなので、IDOLiSH7の推しは大和さんかもしれません。“お兄さん”が出るたびに心臓にくる。好きです。みんな好き!
グッズを買ってしまう
とにかく王様プリンかわいい。アイナナ知らなくてもかわいいと思っていたと思う、それくらいかわいい。きなこもかわいい。
アニメ17話を一気観してしまう
ストーリーはゲームのほうで全部知っているのに、それでも動いているみんなを見れるのが嬉しくて、ものすごい勢いで17話観てしまいました。みんなのキャラがより伝わってよかった。ライブシーンもすごくよかった。ゲームより笑うことが多かったかもしれません。もちろん泣いた。しんどいです。でもめちゃくちゃたのしい!全部観終わってしまったのが寂しい。
声優さんってすごい
これまでいろんなアニメを観てきましたが、声優さんという存在にあまり興味を持つことがありませんでした。なんとなく名前だけ知ってる方が数名、名前すら知らないことがほとんどでした。
よくこういうコンテンツで声優さんが歌って踊るライブをやっているのを見かけたけど、そこにいるのは声優さんであってキャラクターではない、もし自分がキャラクターが好きだった場合、声優さんが歌っている姿をどういう気持ちで見たらいいんだろう?と疑問を感じていました。
1st LIVE『Road To Infinity』から 2nd LIVE『REUNION』へ
それでこれを観てみたところ、そんな疑問を抱いていたことすら忘れてしまった自分がいました。そこにいるのは声優さんではなくてアイナナのみんな。ちゃんとそう見えました。あまりに楽しそうなので行ってみたくなった。
一番びっくりしたのが大和さんの声優さんが大和さんだったこと...もはや二階堂大和はこの声優さんがモデルになったのですか?というくらいで笑ってしまった。みんな声優さんなのに歌って踊れないといけないなんて大変ですよね。声優さんってすごいなあ。
たのしい
この一言に尽きる。
実はアイナナにハマる直前、結構つらい状況で落ち込んでいました。家でじっとしているのが苦痛で、なんでもいいから家を飛び出してとりあえず動き回っている間に目に入ったアイナナ。孤独を感じていたのか、なにか大きな渦に巻き込まれたい気持ちになって、首を突っ込んでみた。そしたらたくさん元気を貰って励まされて、前向きになれました。余計なことを考えなくなった。生きなきゃいけない理由がひとつ増えました。本当に感謝しています。ありがとう。
これからもずっと応援しています。大好き!