学生時代も社会人になってからも、どこに行っても人の輪のなかに入れないのはなぜだろう。入れているつもりでも、あれ?入れてなかった?と気付く瞬間が来る。社会人になってまでこんなことで悩むなんて、学生時代のわたしは思ってもみなかった。思いたくなかった。大人になればもっと自立した自由な生活が送れると信じていた。

自分より後に入社した人たちの方が、うんと職場に馴染んでいることを今日実感して心が苦しくなった。みんな、わたしと話している時と顔が違う。被害妄想なんじゃないかとも思う。疎外されていると感じる自分自身に原因があるんじゃないかと。そもそも、どこに行ってもそうなってしまうということは、わたし自身に何かしらの問題があることは明白なのだ。けれど、もうその場にいることが耐えられないほどにつらい。自分が邪魔で嫌われ者で気持ち悪くて生きる価値もない人間だということは自分が一番わかっていて、本気で今死んでもいいなと思う時もある。死んだら家族が悲しむから、という理由だけで生きているようなものだ。

PMSも相まってネガティヴ思考が止まらない。職場から家まで泣きながら帰った。それでも今日は家族の誕生日なのでローストビーフを買った。友達も恋人もいないわたしには家族しかいないのだ。つい最近「生産性がない」というワードが批判を受けていたけど、本当に生産性がないのは私みたいな人間だと思う。

じっとしているのが辛くてジムに行っていつもの1.5倍ほどトレーニングした。頑張った自分を見届けることで少しだけ心が満たされたような気がした。

こんなネガティヴな時は、何か前向きなことを考えようとしても「でもどうせいつか死ぬのに」で全て掻き消されてしまう。落ちる所までとことん落ちていくしかない。仕事に行きたくないな。わたし以外みんな生きる価値のある人たち、それに囲まれて過ごすのはとても疲れてしまう。

人が自分の好きなものについて熱く語っているのを聞くのが好き。好きなものはなんだって良くて、それを好きになるその人の感受性や視点、自分だけでは気付けないような魅力を新たに知れたりするから楽しい。そんなことをぼんやり考えていたら、テレビで流れていたマツコの知らない世界がまさにそうだった。マツコの存在でさらに面白くなってる。好きな番組だからどうかなくならないでほしい。わたしもそういう何かがしたい。

就寝時間はさほど変わっていないのに、ここ一週間ほど毎日ものすごく眠い。(全然関係ないけど眠いと眠たいの違いって何なんだろう。)いくら体をちょっと動かしてみても、コーヒーを飲んでも、眠気が覚めるツボを押してみても、よしやるぞ!と意気込んでみても、気が付いたら目が閉じていてハッとなる。正直仕事にならない。知らない間にミスをしているかもと怖くなった。あんまり飲みたくないけど限界を感じたので今日ついにエナジードリンクを飲んだら、それからまったく眠くならなかった。すごいけどなんだか怖くなった。できるだけ飲まないようにしよう...

 先日、とある方(勝手に載せて良いものなのか分からないので名前は伏せます)のブログに刺激をうけて、脱毛サロンのカウンセリングに行ってきた。時間がかかるものだし始めるなら一日でも早いほうが良いと。こういうときのわたしの行動はとても早い。そしてその日に契約をした。というか、わたしは以前にも某有名脱毛サロンで施術を受けたことがあった。だけど色々とあって途中で行かなくなってしまった。脱毛サロン=なんか胡散臭い、高額なコースに誘導してくるみたいなイメージがそのときに出来てしまっていて、今回も結構不安な気持ちが大きかった。だけど実際はそんなことなくて、料金も比較的良心的だし、わたしの希望に合っていたし、いいなと思った。トータルで一年半くらいかかりそうだけど、脱毛をやって損することは絶対にないし、今度は挫折しないようにきちんと頑張りたい。店内の壁に、綺麗な肌で彼に抱かれたいよね的な張り紙があって、もちろん好きな人のためにもなるのかもしれないけれど、わたしはあくまでも自分のために頑張りたい。綺麗になりたいから。美人でもないし、可愛くもないし、スタイルも悪いけれど、できることはしていきたいし、他人から見た私がどうであれ、自分のなかで一番ベストな状態でいられたらそれでいいなと思う。

 サロンのスタッフさんが物凄く色々褒めてくれるのだけど、わたしはつい「いやいやそんなことないですよ」と謙遜を超えた全否定をしてしまい、「そういう時は素直にありがとうって言うんですよ!」と冗談っぽく言われてしまった。冗談っぽかったけど、ものすごく大事なことだった。自分が誰かを褒めたとき、全否定されると悲しいし、逆に喜んでくれるとこっちも嬉しい。自虐癖はよくない。意識して直さなければならない癖だ。わたしがわたしを否定してはだめだ。